スポーティーズ、1歳。
こんにちは!事務局の小林です。2017/7/1にスタートしたスポーティーズは1歳になりました!
この1年で本当にすくすく大きくなったと実感しています。今回は私個人の目線からこの1年の変化を綴ってみようと思います。
はじまったばかりのころ
スタートしたばかりのころ、運営のメインで携わっていたのは事務局長渡部、事務局の余島、私の3人に土庄町役場のメンバー。フルタイムでスポーティーズにコミットできるのは渡部だけ。
私は普段会社員として食品会社に勤務しているので仕事の後や土日にボランティアでサポート。普段は拠点のフレトピアから離れた小豆島町にいるので、リモート作業がメインでした。遠隔でも追いつくように必死でしたが、現場にいない分見えてないことがあったり、平日の日中はスポーティーズの作業ができない為、外部の人とのやり取りにタイムリーに対応できないことが自分の中でうまく消化できませんでした。
また、土日にイベントやプログラムがあるときは「行かなくちゃ」というプレッシャーを勝手に自分で作っていました。ここら辺は余島さんが「この日は私がいるから大丈夫だよ」といつも声をかけてくれて、途中から良いスタンスで関われるようになったと思います。
2017年にはプロバスケチームのキャンプや小豆島バスケ公式戦と大きなイベントがあり、
いつもイベント前にはフラフラになるまで出し切る渡部や余島さんをみていました。
私自身も公式戦の前は昼休みにご飯を5分で飲み込んでHPやSNS周り、関係者との調整・連絡に必死でした。
「これ、誰がやるの?」と振りわける暇もなく、気づいたことをとにかく片っ端からやっていく。「関わって下さる方に不安になってほしくない」というのと「できることをとにかくやって渡部の時間とパワーを核の部分に使ってもらわなくては」という気持ちで必死でした。時間の無い中で丁寧なやりとりができず、失敗したこともあります。フルコミットできないもどかしさがピークで、公式戦前後にはスポーティーズとの関わり方、自分の生業について悩みました。
2018年、内側はいつのまにか変わった
なにがどうなって・・・というのは正直よくわかってなくて本当に「いつのまにか」スポーティーズはいろんな人が一緒に考えてくれて、一緒に動いてくれるようになりました。
そのメンバーのLINEグループでは最初はどちらかというと一方通行的で、なかなかうまくメンバーとコミュニケーションが取れなかったのですが、いつのまにかいろんな意見が集まる場所になりました。先日、オーナー様向けのステッカーを作成したのですが、そのデザインはこのメンバーの投票と意見から決定しました。クラブを作ったときのデザイン決めは4~5人でやっていたのに、いまや26人で意見を交わせる…!(このかっこよすぎるステッカー、オーナー様特典としてプレゼント予定です。お楽しみに!)
一緒に考えてくれる人がたくさんいる。なんて心強いんだろう。
また、何かあるときに「それ、やりますよ!」と手を上げてくれる人がぐっと増えたんです。
2018/6/2のオーナーミーティングでは、このメンバーだけでなく、このメンバーの繋がりから島内外の人が食材手配や当日準備に奔走してくれて、いつもイベント前フラフラだった渡部、余島さん、私が元気一杯に会場入りし、私にいたっては当日のお食事を楽しむ余裕まで…!(いつも通り食べれないと思ってたのに…多謝!)
1人ひとりがスポーティーズのこと、ここに集まる人のこと、小豆島のこと、この先のこと…いろんなことを考えて行動してくれる場ができたように感じます。
スポーティーズは小豆島でプラットフォームになっていく
運動指導を通して健康寿命を延ばしたい。
愛するこの島を良くしていきたい。
仲間と一緒になにかをやりたい。
こんなことやってみたいから場を得たい。
子供たちに新しい選択肢を増やしたい。
こんなスポーツがあることを伝えたい。
プロのチームを小豆島から生み出したい。
小豆島スポーティーズは、いろんな人が持つ想いを行動に移せる場になってきています。
自分から手を上げにくいかもしれませんが、挑戦してみたいことがあるオーナーがいらっしゃいましたらいつでもお声掛けください。せっかくのオーナー権、是非この場を活用してほしいです!
私自身は最初、この土地にきたばかりで地域に関わるきっかけが欲しい、仕事以外にも自分の力を発揮できる場と新しいコミュニティに出会いたい、という想いからスポーティーズを手伝い始めました。
広報をやってみたり、スポーツの世界を知り、そこで戦う人たちに出会い、インタビューしたり、コラムを編集したり、とここで得た経験や出会いが自分の大切なものになっているし、ここでの経験は回りまわって自分の仕事にも活きていくと感じています。
2年目の私の役目
ここ数ヶ月、今後スポーティーズにどう関わっていくのかというのを何度か渡部と打ち合せしてきました。自分に何ができるのか、何をしたいのか。なかなか答えがでなかったのは私自身には身体や栄養、運動関係のスキルなどがなく、時間的にも限界があり、自分が産み出せることは限られている、という思いからでした。
でも、私は言葉を使って人の想いを届け続けたい。スポーティーズの中のことを、外に翻訳していきたい。というわけでこのコラムコーナー「STORYZ」編集室を担当することになりました。
こう思えるようになったのもHPやSNS周りでわりと自由にいろんなことに挑戦できる環境があったからだと思います。
このコーナーを人の心になにか残す、読んだ人の次のアクションにつながるようなウェブメディアに育てていきたいです!