熊本ヴォルターズ 保田HCに聞きました!ー第1弾ー

昨年に引き続き、熊本ヴォルターズが小豆島に! しかも、ひと夏に二回も来てくれました!第二のホーム小豆島としても全力ウェルカム!

第1弾は7月後半の日本人選手を対象とした無人島&小豆島キャンプ 
第2弾は8月後半にチームの全選手が揃っての強化キャンプ

チームを率いる
保田ヘッドコーチにいろんなタイミングでインタビューした内容をこちらにまとめましたので、ぜひご覧下さい! 

 

第1弾:小豆島からさらに船!無人島キャンプ

 

スポーティーズ渡部(以下べ):いよいよキャンプが始まります。チームを率いて2年目ですが、今シーズンのヴォルターズの印象は?

保田ヘッドコーチ(以下保田):そうですね。まだ選手をリクルート中で、全員が揃っているわけではないんですが、基本的には昨シーズンのメンバーを中心にしながら、今回から加入してくれるベテラン(並里選手・横尾選手)がどのような関わり方をしてくれるのが楽しみです。ベースはあるので、そこは大きく変えずに。

:2回目となる小豆島キャンプ。コーチとして期待することは?

保田:本当に今回の(前半の無人島でのプログラム)キャンプは、僕がフロントにお願いして是が非にでもやらしてほしいとお願いして、それを実現してくれて本当にありがたいと思っています。このキャンプで主になる取り組みがASEチャレンジ(*1)で、野外という選手にとって特別な条件下で、チームとしてどうやって乗り越えていってくれるか?そこに僕は必ずコミュニケーションが生まれると思いますし、そのあたりが実施前と実施後でどういった変化があるのか見たいですね。


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*1 ASE ・・社会性育成のための実際体験(Action Socialization Experience)と呼ばれる、Jリーグやオリンピック選手団なども数多く活用し、チームで与えられた困難な課題に挑む野外プログラム。今回はYMCA余島キャンプが実施してくださいました。

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:そうですね。現にすでに初日のプログラム(座学)でも、比較的いろんな発見があったのでは?

保田:そうなんですよ(笑)「え?あの選手、そんなキャラなんや!」って驚く面もありましたね。もう一年以上付き合っているので、ここでの発見は意外でした。 あと、さっきの続きになるんですけど、やっぱり今年もシーズンのどこかでしんどい局面があると思うんです。去年もそういう局面はあったわけですけど、そういう時にこそ、ほんまのコミュニケーションというかチーム力というのが試されると僕は思ってるんです。そういうところも僕は今回のキャンプで少し意識しているところですね。


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という感じで始まった7月強化合宿。3日間の野外プログラムを終え、改めて保田コーチにお話をお伺いしました。
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:まずは3日間お疲れ様でした!充実した3日間でしたか?

保田:ほんまによかったですね!選手はどう思ってんねやろ?(笑)僕としては、非常に満足感のある3日間でした。

:その満足感、具体的には?

保田:そうですね。まず、各選手のいろんな一面が見れました。普段、個別面談などもやっているので、ある程度の理解はあるんですけど、そこでも見切れないというか、そういう部分が出て来て非常に面白かったです。僕らコーチングスタッフもとてもいい気づきがありました。 結果として、最後の課題のクリアは出来なかったんですけど、それ以外の課題を3日目できっちりとクリアをして、その対応策とか、それぞれのキャラクターで話し合ってるところが見られて、やってよかったなという実感です。それと、数名で同じ部屋に寝泊まりする(しかも虫も多い!)というのもよかったと思います。

:この後、小豆島本島でのバスケットボールトレーニングが始まりますが、まずは前半戦を締めくくると?

保田:テーマがコミュニケーションだったので、その辺りはすごく掘り下げれたんじゃないかなと思います。おそらく、この効果が実感できるのはシーズンに入ってからなんですけど、今回のプログラムは僕にとっても非常に勉強になる内容でしたし、発見の多いキャンプになりました。ぜひ、今後もブラッシュアップして、こういうのをやっていきたいですね。


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おそらく、選手の皆さんは何をするのか不安だったんじゃないでしょうか?虫がいっぱい!脱出できない!電波弱い!環境の中(保田コーチは圏外希望でしたが)、普段行うことのないプログラムを乗り越えるために、実技、ミーティング、座学を繰り返した3日間。そしてその後の本格的なバスケットボールのトレーニングでも、選手たちが積極的に話し合ってる姿を見て、この前半の成果??とワクワクしました! そして、8月後半、チーム全選手が揃っての強化キャンプに続きます!


こちらのインタビューは第2弾で! スポーティーズ事務局まゆこがお送りしました!!



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